事例

令和5年度 福岡市サステナブルツーリズム推進事業

受託:FST共同体(一般社団法人地域観光研究所、東武トップツアーズ株式会社)

【目的】
 国際的に持続可能な観光(サステナブルツーリズム)への関心・意識が高まる中で、福岡市が国内外の観光客から選ばれる都市となるためには、地球環境への配慮や持続可能な観光地域づくりという視点が重要であり、国においても「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を公表し、普及が図られているところです。
 福岡市が取り組む「福岡市サステナブルツーリズム推進事業」は、都心部と自然との近接性を活かした環境に配慮した都市型のサステナブルツーリズムを推進するため、市内観光関連事業者のうち、まずは宿泊施設及び宿泊を含むツアーを造成するため、サステナブルツーリズムの視点をもち、環境に配慮した観光コンテンツの磨き上げや販売促進等と行い、市内経済の活性化を図るものです。
 また、福岡市の魅力ある観光コンテンツとして積極的に情報発信を行うことで、旅行者から環境に配慮した観光都市として選ばれることを目指していきます。

【事業方針】
①将来的には、市民を巻き込むこと形で、「福岡型サステナブルツーリズム」が浸透し、福岡市のブランド力向上と観光事業者の収益拡大につながる行動変容を生み出すきっかけとなるべく事業を推進する。
②「福岡型サステナブルツーリズム」の具現化・定義確立に資する、多様な施策群の実施。
③オリジナルかつ、効果的な「福岡型サステナブルツーリズム」創出。
④本事業における、様々な取り組みを可視化することによって、福岡市内事業者に対し、「サステナブルツーリズム」に取り組むメリットを示す。
⑤様々なパターンの取り組みモデルを提示する。
⑥本事業を通じて、福岡市観光事業者及び、コンテンツ提供者による、自律的な「福岡型サステナブルツーリズム」ムーブメントを生み出す。

【事業項目】
・福岡型サステナブルツーリズム推進事業のポータルサイトの制作と運営
・サステナブルツーリズムセミナーin Fukuokaの開催
・事業者A群(宿泊事業を中心とした観光関連事業者)と事業者B群(サステナブルな課題解決につながる商材、サービスを持つ事業者)に対するヒアリングとマッチング
・CO2排出量抑制可視化に取り組む事業者支援(DeTSの導入)
・サステナブルな観光コンテンツの開発・導入(支援エリアの設定・コンテンツの造成支援・福岡市の滞在交流型都市観光の提案)
・福岡市におけるサステナブルコンテンツ提供事業者の発掘

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