【熊本県農林水産部農村振興局むらづくり課】
農泊事業者のモチベーション向上と新型コロナウイルス感染症の影響によって変化した現在の旅行ニーズや新たな集客手法等を学び、人材の育成と担い手同士の交流、意見交換の場とつながりづくりを支援することを目的として実施。
具体的な業務
1. 農泊地域調査業務
農林水産省にこれまで「農泊地域」として認定された県内23地域すべてを調査し、熊本県における農泊地域の実態と抱える課題について分析を行いました。
いわゆるグリーンツーリズムが始まって30年が経過し、農村における高齢化や後継者不足は深刻となっており、さらに新型コロナ感染症の感染拡大により農泊事業を存続していくことも厳しい状況となりました。それでも提供するサービスや予約方法の見直しなどにより、新たな取り組みも始まっていることがわかりました。
この調査結果をもとに熊本県の農泊が新たな展開を迎えると期待されています。
2. 農泊人材育成研修会の開催
新型コロナ感染症の影響により変化した旅行ニーズを踏まえ、質の高いサービスの提供や新たな集客手法、参加者同士の交流・意見交換により、農泊人材の高位平準化を図るための研修会を開催しました。
会場は第1回を上天草市、第2回を阿蘇郡南小国町、第3回を上益城郡山都町、そして第4回を球磨郡あさぎり町で、計4回実施。それぞれの地域で農泊に取り組む実践者による事例発表、専門家による基調講演やパネルディスカッションなどを実施しました。
新型コロナ感染症の影響でくすぶっていた農泊の実践者の皆さんの活動のヒントやネットワークづくりに貢献できました。
あなたの地域の観光を
お手伝いします。
観光のコンテンツについてのお悩み、
上手く地域の魅力を伝えられない、魅力を一緒に探してほしい等、
あなたの地域のお悩みをお聞かせください。
地域観光のスペシャリストが地域のお悩みを徹底サポートします。