世界規模でSDGs(持続可能な開発)が叫ばれ、そのなかでもGSTC(世界持続可能な観光推進協議会)による世界基準の策定は、近年における日本の観光分野の主要なテーマとして、位置付けられるようになってきました。
しかし、持続可能な観光が着地点にあるのではなく、各地の地域づくりそのものが大切な要素です。温泉地や観光ポイントなどの観光地域に限らず、商店街、農村・漁村、そして環境や景観、伝統建築物などの幅広い分野や人の暮らしが連携しあって、地域に特徴的な観光素材を見出し、地域に訪れる人びとの行動案内、体験等の受け入れ先、宿泊施設等が一体的なシステム(仕組み)となって、地域に受け入れられることが理想とされつつあります。そこに持続的な観光に対する取組みがプラスされて持続的な観光が作られていくのです。
日本が観光先進国として、持続可能な観光に取り組む際に、日本各地におけるリーダーの存在が起爆剤として非常に重要になってきました。従って、これまで地域の活動の多くを担ってきたキーパーソンの方々が、今後は持続可能な観光をキーワードに活動に取り入れ、実施されるという状況を考えて、このミーティングを開催する運びになりました。
意欲ある次世代の持続可能な観光のリーダーになりましょう!
一般社団法人JARTA 代表理事 高山 傑
一般社団法人地域観光研究所 代表理事 坂元 英俊
|日時|
2020年2月11日(祝・火)
13:30から16:30
|会場|熊本城ホール 会議室E
|入場|無 料
|定員| 36名
|スケジュール|
13:00 開 場 受付開始
13:30 開 会
来賓あいさつ
堀 信太朗 九州運輸局観光部 部長
1.基調講演(40分)
世界における持続可能な観光の傾向と日本
高山 傑 (一社)JARTA 代表理事
2.地域からの報告(75分)
ⅰ 熊本の今とこれから
坂元 英俊 (一社)地域観光研究所 代表理事
ⅱ 菊池川流域の観光動向
吉川 哲也 平山温泉観光協会 副会長
ⅲ 阿蘇地域の観光動向
石松 昭信 阿蘇市経済部観光課 課長補佐
久保 尭之 みなみあそ観光局 マネージャー
ⅳ 人吉・球磨地方の観光動向
堀尾 里美 隠れ里ひとくまツーリズム 理事
(休憩5分)
3.ワークショップ(55分)
地域別の持続可能な観光を組み立てる
【アドバイザー】山口 久臣 (一社)アイ・オー・イー 代表理事
4.講 評(5分)
高山 傑 (一社)JARTA 代表理事
16:30 閉 会
|お問合せ・申込み|
地域観光研究所(担当:岩見)
Tel. 090-1087-9763
iwami@chiiki-kanko.jp
主催 一般社団法人 JARTA
共催 一般社団法人 地域観光研究所
コメント